東京タワーが開業したのは1958年12月23日。総工費は現在の金額で約600億円にもなった。建設現場で獅子奮迅の活躍をしたのは20代の若者を中心とした鳶職人たち。当時、地上300mでの作業でも命綱はなかった。さらに、鉄骨と鉄骨をつなげるためのリベットという800℃ほどで焼いた鉄のピンを投げて渡していた。今でも鉄塔の上部には建設に携わった職人たちの名前が刻まれたプレートが取り付けられている。
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