平日午後3時頃、都内の一軒家の女性からお墓参りで帰省するための現金が入った金庫のカギを開けてほしいという依頼が来た。女性は普段ダイヤルを使っていなかったが、何かの拍子で回り番号が分からないという。このタイプの金庫は暗証番号が約10万通りあるという。カギ開け職人はダイヤルの滑る音や指に引っかかる感触を頼りに当たりを探し、約12分で解錠に成功した。金庫には通帳や不動産関係の書類、ダイヤモンドの指輪など10個以上の高価なアクセサリーなどが入っていた。女性は田舎へお墓参りに行けることになった。今回は金庫の解錠と出張費で計3万3000円だった。