豊島さんが60秒で「なぜ今年は円安」だったか解説をする。日本が円安になった理由はアメリカにあるという。インフレをおさえるために去年3月から利上げで金利をあげ、預けたお金に多く利子がつく。そうなると銀行に預けお金を使わなくなり物価が下がる。日本は金利が低いので利子がつかず、アメリカで貯金する動きが出る。円を売ってドルを買う。そうなるとドル高になり円安となる。お金は金利が低いところから高いところに動くため為替の変動がある。今月、円高になったのは、インフレをおさえるためにアメリカが金利をあげるのをやめようとした兆候があるためだ。アメリカのインフレが落ち着き金利が高いままだと住宅ローン負担になり景気が悪くなるおそれがあるからだ。今後は利下げで景気を支えないといけないが日本は逆。物価上昇率と賃金はあがり、利上げの可能性がある。こうなると日本の金利がたかくなると円高ドル安になるという。FOMCの結果が日本時間の明日朝4時に発表される、来秋は日銀政策決定会合があると非常な重要なタイミングだと解説を付け加えた。