2023年12月13日放送 21:00 - 21:54 テレビ東京

60秒で学べるNews
WBS合体SP生放送 経済大予測!日本のラストチャンス

出演者
ウエンツ瑛士 田中瞳 
60秒で学べるNews WBS合体スペシャル
経済大予測 日本“浮上”のシナリオとは

きょうの「60秒で学べるNews」は生放送。「WBS」との合体スペシャルでお届けする。解説はWBSの大江麻理子キャスター・滝田洋一キャスター。滝田さんは来年の日本経済がどうなるか、日本浮上のシナリオを解説するなどと話した。

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ワールドビジネスサテライト日経スペシャル 60秒で学べるNews
外国人観光客は「爆消費」円高になると…

けやき坂通りより豊島アナが中継。多くの人で賑わっており外国人観光客の数はコロナ前を上回った。メキシコから訪れたという外国人観光客に話を聞くと、メキシコよりも物の値段が安いとのことだった。極端な円安で外国人の購買意欲が高まっているが、この状況は大きく変わるかもしれない。この後スタジオで解説。

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けやき坂通りウォルト・ディズニー・カンパニーテレビ朝日メキシコルイ・ヴィトンロレックス六本木(東京)
“家計簿20年主婦”の物価高対策 メリハリ消費で伊香保温泉!

都内に住む金田さんは3世代同居の5人家族。金田さんは20年以上家計簿をつけている。金田さんの頭を悩ませているのは食費。2021年には1カ月10万円でやりくりできていたが、去年から足りなくなり今年は13万円になったそう。食費の節約に励む一方で、温泉旅行や西武ライオンズグッズなど、抑えるときは抑え、使う時は使うメリハリ消費をしているとのこと。

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トマトニンジン伊香保温泉埼玉西武ライオンズ東京都
冬のボーナス増額は?賃金・物価がカギ 日本“浮上”のシナリオ

冬のボーナスを増額したという企業は24.1%。賃金と物の値段の上昇が日本経済回復のチャンスを握っている。きょうはWBSの大江・滝田コンビが日本経済の行く末を60秒解説する。

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ボーン・上田記念国際記者賞ワールドビジネスサテライト日本銀行福井俊彦
「物価」→「賃金」上昇で日本にチャンス到来/「失われた30年」脱税のチャンス/物価↑ 賃金↑ 実現へ いまが正念場/日本“浮上”のシナリオ「4・3・2・1」

滝田さんは「クリスマスでケーキだから景気の話をしたい」とダジャレを披露した。過去はどうなって今はどうなのかその先に未来が見えてくるという。バブル崩壊後の30年間を表したグラフ。賃金と物価はずっと横ばいが続いてきた。この30年は異常な状態だった。滝田さんは「会社が儲かると従業員に給料をはずむ。そして給料が上がる、望ましいのは給料と物価が少しずつ伸びるのがいい。これ日本は30年間できなかった」などと述べた。八嶋さんは「いろんなことをやってきたのになぜそうならないのか不安がある」などと述べた。高畑さんは「これはイコール安定ではないんですか?」と聞いた。滝田さんは「グッドクエスチョンですね、のちほど解説します」などと述べた。今年は失われた30年挽回のチャンス。60秒で解説する。日本は大きな転換点、きっかけはロシアのウクライナ侵攻。それで食料、エネルギーが値上がりした。賃金は物価に賃金が負けているという声が高まった。経済界や労働組合、政府が一緒になり賃上げをしようと30年ぶりの水準の賃上げが実現した。そこで物価高を抑える対策と今年以上の賃上げが実現すれば大成功、まさに正念場。滝田さんは「岸田総理、残念なところがある。世の中が動いてきたのにアピールが下手。そこで4321を用意した」などと述べた。「4」は来年春闘の賃上げ率4%。今年の賃上げは3.58%。企業業績は最高益。中小企業も水面に浮上。企業業績からいっても賃上げが実現できそうな水準だという。「2」は日銀の物価上昇率目標2%。これがまもなく達成できるのではないかとみられている。「1」は政府潜在成長率目標1%、「3」はGDP名目成長率3%。2024年はこれらの水準に手が届くところまできている。滝田さんは「行けるポイントは企業が儲けを抱えているお金を使うように背中を押すこと。それを賃金と設備投資にまわす。それが回ればできる」などと述べた。

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国内総生産岸田文雄日本銀行
“円安ニッポン”外国人観光客は「爆消費」未来は円高に?どう変わる?

去年のこの番組の年末スペシャルで豊島キャスターは「2023年は超円安が終わる可能性がある」と解説していた。しかし1月に1ドル130円台からスタートし、11月には151円と超円安に。そのため海外からの仕入れ価格も上がり物価が上昇。今年だけで3万品目以上が値上りした。一方円安によって恩恵を受けた人達もいる。シンガポールから来た観光客が見せてくれたのは高級ブランドのバッグ。買い物を楽しむ外国人観光客の予算を聞くと150万円や決めていないなど。インドネシアから来た家族の予算は500万円。さらにインバウンドを意識した店も。東京・銀座に9月にオープンした店のメニューを見ると12080円。宮崎牛のシャトーブリアンを使った牛カツ定食だ。A5ランクの宮崎牛の中でも最上級の牛からわずか0.2%しか取れないという高級部位のシャトーブリアン。これを揚げて牛カツに。定食につくお米は有田焼の土鍋で炊き上げる。この高級ランチを注文したのはアメリカからの観光客。1口食べると「素晴らしい!今まで食べた中で一番おいしいよ。」とコメント。2週間の滞在中に何度もリピート。これで3回目だという。このお店は外国人観光客をメインターゲットにしている。アトムの花田社長は「高いものから選ぶのがインバウンドの特徴。「100ドル(約1万5000円)くらい当たり前」という評価をされているのでは。円安はチャンス。インバウンド客には今の1ドル=150円はすごくプラス。」と話す。こうしたインバウンド復活の兆しが見える中、為替に異変が。急激に円高方向に動いている。

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円安から円高に 一体なぜ?「値上げ」「インバウンド」の行方

11月から今月8日一時141円台まで4ヶ月ぶりの円高となった。みずほ銀行のエコノミスト、唐鎌さんは今後の見通しは10-12月期はアメリカの利下げが現実味を帯びてきて円高に行きやすいと言い、年を通じて1-3、10-12月期に130円前半だという。

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みずほ銀行円高
そもそも解説「なぜ今年は円安?」/未来は「円高」か?物価高の行方は

豊島さんが60秒で「なぜ今年は円安」だったか解説をする。日本が円安になった理由はアメリカにあるという。インフレをおさえるために去年3月から利上げで金利をあげ、預けたお金に多く利子がつく。そうなると銀行に預けお金を使わなくなり物価が下がる。日本は金利が低いので利子がつかず、アメリカで貯金する動きが出る。円を売ってドルを買う。そうなるとドル高になり円安となる。お金は金利が低いところから高いところに動くため為替の変動がある。今月、円高になったのは、インフレをおさえるためにアメリカが金利をあげるのをやめようとした兆候があるためだ。アメリカのインフレが落ち着き金利が高いままだと住宅ローン負担になり景気が悪くなるおそれがあるからだ。今後は利下げで景気を支えないといけないが日本は逆。物価上昇率と賃金はあがり、利上げの可能性がある。こうなると日本の金利がたかくなると円高ドル安になるという。FOMCの結果が日本時間の明日朝4時に発表される、来秋は日銀政策決定会合があると非常な重要なタイミングだと解説を付け加えた。

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(エンディング)
エンディングトーク

きょうの感想を聞くと大友さんは「前半のお金の話も後半の戦争の話も、色んな面から見ると色んな表情があるので、どの情報が正しいと偏ることなくいろんな知識を取り入れてニュースを広く見ていけたらいいなと思うし、きょうがそのきっかけになったのでとれも学びの時間でした」、八嶋さんは「僕たちの普通の庶民感覚として景気が良くなったと実感できないと、いま数字だけおっしゃっていただいても僕の理解度は上っていかない」などと話した。ウエンツさんはこの後「WBS」に出演する。きょうのWBSのテーマは、日本の脱炭素の挑戦を特集する。

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