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- ウエンツ瑛士 田中瞳
元検事で弁護士の高橋麻理さんが60秒で私人逮捕動画などについて解説、私人逮捕と撮影・公開の2つの側面から考える必要があるとしした。法律上通常逮捕は警察などの限られた人らだけに認められているが刑事訴訟法213条では「現行犯人は何人でも逮捕状なくしてこれを逮捕できる」とされ私人逮捕は法律で現行犯逮捕のみ認められている。ひったくりなどは判断が比較的簡単だがチケット不正転売などは難しく不当逮捕の場合暴行罪や傷害罪で自分が罪に問われるば良いがあり犯人扱いした人の顔の無断公開などで肖像権侵害などにあたる可能性があり再生数目的で過激になると捕まるリスクがあり正しい知識が必要ということ。コカドさんは現行犯判断が難しすぎると話したが高橋弁護士は「電車内の痴漢を目の前で目撃した人などは現行犯として考えやすいが実際には間違えたらなどと迷う場面がでてきて実際には非常に難しい」と答えた。どこまでやっていいのかについてはここまでと一律基準があるわけではなく過去の裁判例では相手の襟首を掴んで脚を何度か蹴ったことが逮捕行為として行き過ぎなのか争われ結果許容範囲とされたが自分との体格差など事情などを合わせた判断で警察は見極めるプロで一般では難しいなどと説明した。
私人系逮捕YouTuberは、逮捕動画は犯罪撲滅だという。ただみている人はエンターテインメントを楽しんでいるという。私人逮捕ということ自体は悪ではないという。私人逮捕自体は法律で認められている。正しい知識が必要になってくる。
2010年にハマス幹部マブフーフ司令官がドバイのホテルで暗殺された際には、防犯カメラにモサドのスパイが多数潜伏している様子が記録されていた。ユダヤ教にはタルムードという教典があり、「誰かが自分たちを殺しに来たら立ち向かって先に殺せ」という教えに基づいてこうした強硬姿勢をとっているとみられている。
現在日本で働くネパール人が急増している。東京・阿佐ヶ谷には2013年にネパール国外では唯一のネパール人向けのインターナショナルスクールが開校し、阿佐ヶ谷周辺には多くのネパール人家族が暮らしている。10年前と比較して杉並区に住むネパール人の数は4倍近く経ていて、治安や教育環境の良い日本が人気の出稼ぎ先となっているためだという。一方で円安の影響で、日本では外国人労働者離れが起きているとも報じられている。
是川さんは「外国人労働者は今後も増える。ただ来る国が変わってくる」と指摘。国内最多の外国人労働者数だったベトナムは急速な円安によりドン高が加速。そのため仕送り金額が2021年から約25%減り、日本より稼げる韓国や台湾を選ぶ人が増えた。ただ外国人労働者全てが賃金重視ではなく、ネパールやインドネシアの人は近年の経済成長により日本との所得格差が縮んでいる。また円安により以前より渡航費用が安くなったため、日本に行くハードルが下がり「少し背伸びをすれば行ける国」になっている。円安が進んでも、そのことにより外国人労働者は増え続けると是川さんは言う。また日本を選ぶ理由として、来やすい在留資格があることも挙げられる。さらに是川さん曰く、日本の外国人労働者は「日本に来たい」という人が多い。
今年上半期の在留外国人の増加率を見ると、3位がネパールで1位がミャンマーだった。ミャンマーではクーデター以降国外に働きに出たいという人が増えており、政府も出稼ぎに対してはすごく後押ししている。インドネシアが増える理由としては、日本社会に気性が合っていることなどが挙げられる。また日本自体ビザが取りやすく、未経験からでも働けることも利点だという。その外国人労働者に対して新たな動きが。政府は運転手不足に対応するため、外国人労働者の受け入れを検討している。また外国人の労働環境などを見直すことを目的とした「育成就労制度」の創設に向けた、最終報告書が取りまとめられた。1番のポイントは転籍。これまでは外国人労働者の転籍は認められていなかったが、新制度では一定の日本語能力があることなどを条件に1年働けば転籍を認めるとしている。
外国人労働者に対する新制度について、ピナイ・インターナショナルの茂木哲也氏は懸念を示した。茂木氏は「1年で転職できるようになると受け入れる側は相当疲弊し、受け入れ自体に二の足を踏む企業も出てくる」などと話した。是川氏も都心部への人材流出が起こりうる懸念を述べた。是川氏は転籍の自由を保護しつつ、どのようにして技能を学ぶ環境を整えるかが重要などと話した。
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オーストリアの企業「レボフーズ」が世界初のヴィーガン用の代替サーモンを開発した。そしてその作り方に関するクイズが出題された。スタジオでは「畑でとれる」などの予想が上がった。
世界初の代替サーモンは3Dプリンターで作られているという。身にはキノコなどから抽出されるタンパク質を。サシの部分には植物性の油を出力しているとのこと。1切れ約6分ででき、3Dプリンターで1層ずつ作ることでサーモンのサシや構造を再現できたという。現在スーパーやネットなどで販売されており、価格は日本円で約1100円とのこと。元々の作るきっかけはサーモンの乱獲を防ぐ目的だったという。
次回予告が流れた。
WBSの番組宣伝。世界最大級のロボット展覧会を紹介する。