マイクロソフトは日本での生成AIの需要拡大に向けインフラ基盤の強化・技術者育成などを進める方針を固めた。データセンターの情報処理能力を向上するため東京・大阪の設備を増強しGPUを導入する方針でマイクロソフトによる日本への投資としては最大規模となる見通しである。また東京都内に新たな研究拠点を設けAIやロボット工学の研究を通じ生産性向上・社会課題の解決にも取り組む。またAIを活用できる技術者育成などにも乗り出す。また日本政府との間でサイバー攻撃に関する情報の共有やセキュリティー対策などで連携を強化する方向で調整している。アメリカIT大手が日本での事業を強化する動きが広がっている。AWSは2027年までに2兆2000億円あまりを投資しデータセンターの建設・増強などに充てる方針である。日本企業でもNTTやNECが国内企業向けに自社で開発した生成AIの提供を始めている。岸田首相はアメリカに到着した。マイクロソフトのブラッド・スミス社長ら経済関係者などと意見交換の予定である。