10年前は体育は男女別だったが、今は同じ競技で男女が同じコートに立っている。それまで体育の目的は体力や技術の向上だったが、今は男女共習といって男女で同じ種目を行うことの原則実施が求められている。体力や技能などの違いに関わらず仲間とともに学ぶことが重要とされている。東京の一部の公立小学校では勝負をやめ赤組・白組を廃止する動きもある。巨大人間ピラミッドは2015年の事故をきっかけに禁止・休止され、今は高さを競わない組体操になった。10年前は体育座りをしていたが、今は椅子またはあぐらが増えた。座高測定は廃止され、ぎょう虫検査もなくなった。都内では一足制といって上履きを廃止する学校が増えている。