共産党の志位議長は昨夜東京都内で開かれた東アジアの平和構築などをテーマにしたシンポジウムで講演した。この中で岸田政権の外交安全保障政策について、専守防衛をかなぐり捨てた日米軍事同盟の強化を行っているとし、こうした軍拡路線は米国がユーラシア大陸の東西で進める軍事同盟増強の一翼を担う危険性を持っていると批判した。そのうえで、党が今年4月にまとめた外交提言に触れ提言では外交の可能性をとことん追求した、外交と対話による平和は理想論だとの議論があるがそんなことはない、憲法9条という世界平和のための最良の指針に徹底的に依拠した平和外交を進めるべきだと訴えた。