自民党総裁選挙は告示まで6日となった。小泉進次郎が立候補会見を行っている。小泉氏は「決着、新時代の扉を開ける」をキーワードに課題を解決する姿勢を強調し「総理・総裁になればできるだけ早期に衆議院を解散する」として裏金問題について国民の信を問う姿勢。裏金議員については「選挙で公認するかどうかを厳正に判断する。選挙で信任を得るまで要職には起用しない」とした。小泉氏の強みは高い知名度と刷新感。小泉陣営の議員は「国民の理解が必要な抜本的な改革も発信力のある小泉氏ならできる」としている。自民党内からは「自分たちが勝つために“選挙の顔”として適任」という声も聞かれる。弱みは党役員や重要官僚になったことがなく経験不足が指摘されている点。党内からは「論戦の中で政策通のベテラン候補との差が出るのではないか」との声も出ている。改革を前面に出した小泉氏だが課題を解決する実行力や準備が出来ているのか今後の論戦で問われることになる。