国立社会保障・人口問題研究所が2020年から2050年の日本の世帯数の変化を推計したところ、世帯総数は2030年をピークに2045年以降にはすべての都道府県で世帯数が減少する。また単独世帯の割合の上昇が続き、2050年には東京で54.1%になるのを筆頭に、27都道府県で40%を超える見通し。さらに3分の2の都道府県では5世帯に1世帯が65歳以上の単独世帯になるとしている。世帯人数の平均が2人を下回るのは2020年では東京のみだったが単独世帯の増加などで2040年には都道府県の半数を超え、2050年には34都道府県で2人を割り込む。