「SBI新生銀行が60歳以上の預金金利を2倍にする」という件について大槻さんは「面白い動きだと思うが、富裕層の預金ってコロナ後に比べてすごく増えていて約30%くらい1億円くらいの口座は増えている。一方で地方銀行にとっては脅威となりうる。相続やキャッシュレス・ITなどの関係で地方から東京に集中している。過去10年で言うと預金全体は20%ほど伸びているが、それを上回っているのは東京だけなんです。今後も地方から東京への集中は活発になってくると思うので、地域の金融機関としてはひと工夫必要になってくると思う」などと話した。
小川さんは「上場企業 業績上向き」という話題について「製造業と非製造業に分けると、非製造業が非常に好調で一方で製造業がちょっと厳しいということ。来季に向けて考える時、非製造業に関しては訪日客やエンタメの部分が来季に向けても期待できると思う。ポイントは製造業が来期どれくらい回復するのか。もう1つは利益の期中のグラフを見てみると、日本のいまの業績予想の典型例だと思う。日本の企業は期初と呼ばれる4・5月に出てくる本決算の時点ではかなり保守的な計画で、それが徐々に期中に上振れていくという過去のパターンとほぼ似た形。足元でこれだけ好調なのになぜ日本株の上値が重いかと言うと、次の期初の計画が今回はちょっと保守的になるんじゃないかという予想があるからだと思う」などと話した。
小川さんは「上場企業 業績上向き」という話題について「製造業と非製造業に分けると、非製造業が非常に好調で一方で製造業がちょっと厳しいということ。来季に向けて考える時、非製造業に関しては訪日客やエンタメの部分が来季に向けても期待できると思う。ポイントは製造業が来期どれくらい回復するのか。もう1つは利益の期中のグラフを見てみると、日本のいまの業績予想の典型例だと思う。日本の企業は期初と呼ばれる4・5月に出てくる本決算の時点ではかなり保守的な計画で、それが徐々に期中に上振れていくという過去のパターンとほぼ似た形。足元でこれだけ好調なのになぜ日本株の上値が重いかと言うと、次の期初の計画が今回はちょっと保守的になるんじゃないかという予想があるからだと思う」などと話した。