都は、去年8月から10月にかけて、およそ1年以内に出産した都内の女性合わせて1万1000人余りに対し、無痛分べんについてウェブでアンケート調査を実施した。無痛分べんを希望したのは63.9%だった。希望したものの、選択しなかったと回答したのが44%に上った。その理由として、最も多かったのが、帝王切開となるなど希望どおりの分べんではなかったで、次いで費用が高い、施設が近くになかったとなっている。ことし10月から都内の医療機関で無痛分べんを行った都内在住の妊婦に対し、最大10万円を助成することにしている。無痛分べんを希望する人が安心して選択できるように支援を開始したいとしている。