マイクロプラスチックは驚くべき場所にも到達している。さらに小さいナノプラスチックになって、地球表層をぐるぐる回っているという。直径5mm以下のマイクロプラスチックが問題になっている。早稲田大学の大河内博教授は、2019年から大気中のマイクロプラスチックを計測。富士山頂でマイクロプラスチックを採取したという。地球表層の大気を巡り、下降気流で地表に落ちてくるという。観測地点は北海道、東京、大阪、徳島、長崎など全国15か所。劣化したマイクロプラスチックはマウスの鼻から体内へ入る。呼吸器系の炎症などをもたらす可能性がある。人間に影響が起こり得るということは十分に言えるとのこと。研究チームは来年にも人の身体への影響を詳しく調査するという。