上野動物園のジャイアントパンダ「シャオシャオ」「レイレイ」。来年1月下旬に中国へ返還されると発表された。今月23日からの観覧はオンラインでの事前予約制となり、最終観覧日は来月25日となる。パンダの街・上野の「米よりパンだ!?」では4種類のパンダパンを販売。返還のニュースで売り上げが伸びているというが、店長は「パンダは皆さんのアイドル的なもので返還はとても残念」と話した。パンダにちなんだ商品は「茶の君野園」でも。日本初のパンダが来日した53年前から販売のパッケージ。店長は「パンダがいない上野なんて信じられない」と話した。さらに今日から新たなパンダグッズを販売する「YOU+MORE! エキュート上野店」の担当者は「引き続きパンダがいたよという証しを残すためにも販売・展開していきたい」と話した。パンダ初来日は1972年。上野動物園に「カンカン」「ランラン」がやって来てパンダフィーバーが起きた。以来日中友好の証しとして53年で15頭のパンダが上野と日本を盛り上げてきた。国内のパンダは約53年ぶりにゼロに。東京都によると、中国側には「次のパンダについて対応してほしい」とのことだが、中国側は「メッセージは受け取った」としたものの現時点で進展はないという。また、日中関係の冷え込みは無関係としているが、新たなパンダの貸与について尋ねられた中国外務省は「中国側の担当部門に問い合わせることを勧める」と明言を避けた。今後の見通しについて専門家は「日中関係がどこでどういうタイミングで変わっていくかということによる。すぐに事態が変わることは考えにくい」と指摘した。
