柏崎刈羽原発では2020年にかけて他人のIDカードで規制エリアに入るなどセキュリティー上の問題が相次いで発覚し、翌年事実上、運転を禁止する命令が出され再稼働の一部準備が進まない状況になっていた。規制委員会ではその後、職員の行動を観察したり東電社長にヒアリングしたりしてきたが問題の改善が図られたとして今日、運転禁止命令を2年8ヶ月ぶりに解除した。柏崎刈羽原発は首都圏に電力を供給する現時点で東電唯一の原発となっているが、今後は再稼働に向け地元新潟の同意が得られるかが焦点になっている。
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