厳しい残暑の影響で、東京電力がきょうも他社から電力の融通を受けた。きょうの東京の最高気温は34.5℃と厳しい残暑となり、東京電力管内では、冷房の使用などによる電力需要の増加が夕方にかけても続き、電力がひっ迫している。東電管内では、供給の余力を示す「予備率」が、安定供給に必要とされる3%を一時下回る見通しとなっていた。このため、東京電力パワーグリッドは先ほど、午後4時半から午後5時まで中部電力パワーグリッドから電力の融通を受けると発表した。受け取る電力量は最大50万kWで、こうした措置は2日連続となっている。