わたしたちを守る新技術、日本の医療AIをマーケティング。次は、認知症の予防につながるAI。来年には、高齢者の5人に一人は認知症になると予想されている。東北大学加齢医学研究所・瀧靖之教授によると、脳は30代から少しずつ委縮していくもの。しかし、記憶をつかさどる海馬だけは、生活習慣を改善すれば大きくなることが確認されているそう。ではいま自分の海馬はどういう状態なのか、その検査方法が共同開発された。左右1つずつ小指ほどの大きさの海馬、小さすぎて解析しにくかったが、1万人以上のMRIデータをAIが学習し、その体積が測定できるようになったという。費用はおよそ2万円。全国80か所以上の医療機関で検査可能。MRIを撮影すると、AIが瞬時に計算、およそ30分以内で結果が出た。生活習慣を改善すれば、海馬の委縮を抑制、大きくなる可能性も。来週は看護師を演じる葵わかなさんが日本で唯一6人同時治療を行うスーパードクター泉先生の取材へ行く。