書画界のハンカチ王子こと田中大を紹介。京都と銀座に店を構え、美術品販売のみならずギャラリー運営・学術出版など幅広く手掛ける日本屈指の美術商「思文閣」の代表取締役。1964年京都市の生まれで、4人兄弟の末っ子長男。思文閣の3代目ボンとして育った。高校2年生の時にオーストラリアに語学留学し、実践英語を身につけその後通訳のアルバイトでニューヨークのオークションに参加した。24歳で思文閣に入社した。その審美眼が広く認められ、35歳で社長に就任。40歳の時になんでも鑑定団に初出演した。再来年は思文閣創業90年で、国内のみならず海外にも目を向け、世界のアートフェアにも出展するなど様々な試みを重ねている。