茨城県立取手松陽高校の生徒たちは震災を自分事として考えたいと伝承館を訪れた。震災当時2~5歳だった生徒たちには当時の記憶がほとんどないため、現地に行く前に事前学習を重ねたそう。またこの取り組みを通して進路を決めた生徒もいて、1年生の時から参加を続ける3年生の倉持郁香さんは災害支援ナースを目指すようになったそう。倉持さんは患者が病院に来て診察を手伝うのが看護師の役割だと思っていたが、伝承館に展示されている写真を見て自ら駆けつけることも看護の1つだと気付いたので自分もそうなりたいなどと話した。また災害支援ナースを目指す上で倉持さんは、被災者への接し方について直接話を聞いていた。倉持さんは今春から大学の看護学部に進学するとのことで、災害時の対応や被災者の心のケアなども学びたいなどと話した。
住所: 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39
URL: https://www.fipo.or.jp/lore/
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