宮城・名取市の閖上では「閖上の赤貝」が名物となっている。日本一の赤貝とも評され都内の高級料亭にも卸されている。東日本大震災の被害を受けながらも今では震災前とほぼ同じ水準まで水揚げ量などを戻している。魚亭 浜やで調理を見せてもらうと、赤貝には包丁で切込みを入れて、まな板に力強く叩きつけている。叩きつける動作には意味があり身が反ることでより美味しくいただくことが出来るのだという。赤貝の赤色は鉄分でできていることで、筋肉の疲労軽減効果が期待できるのだという。3600円という贅沢な一品だが東京で食べると1万円ほどする高級食材なのだという。