民俗学者の川島秀一氏は南三陸町にある集落を訪問。大漁祈願、家内安全を願う小正月の行事が行われていて、川島氏は人々の繋がり、共同体の力を目にした。東日本大震災の際、津波によって道路が寸断され、集落は孤立した。人々は集会所に身を寄せ、発電機も確保できたこともあり、2カ月間、生活をつないだ。念仏講という集まりの際、一人では受け止めきれない悲しみ、苦しみを共有する。震災後、人々は瓦礫を片付け、残った船を融通しあい漁業を繋いできた。
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