表情を撮影すると猫が痛みを感じているかどうかをAIが検知するというアプリ「キャッツミー」。膨大な顔のデータをAIに学習させたことで検知の精度は95%以上。痛みを隠す習性があるとされる猫の病気などの早期発見につなげるという。時代に合わせて拡大してきたペットビジネス。高度経済成長期には犬を買う人が増え、犬猫専門墓地まで作られた。そして時代とともに「ペットを飼う」から「ペットは家族」に移り変わっていった。そこで課題の1つと指摘されているのが災害時のペットとの避難について。能登半島地震で支援活動をしたNPO法人によると、ペットが理由で被災者が避難所に行くことをためらい、車中泊をして体調を崩したり、倒壊の恐れがあるのに自宅に戻るケースが多く見られたという。