東武鉄道と日立製作所が共同で開発する、指の静脈を使った決済サービス「SAKULaLa」の本格展開。現金やカード、スマートフォンなどを使わずに指の静脈だけで買い物ができる仕組みで、今後、東武グループの飲食店やホテルをはじめ、家電量販店など、100店舗以上に導入されることが発表された。指の静脈を使った認証は、顔や指紋など他の生体認証に比べて、格段に精度が高いという。今年4月から導入している東武ストアで決済にかかる時間は、従来のセルフレジの半分に短縮。また、セルフレジで酒を購入する場合、これまでは年齢確認のため店員を呼ぶ必要があったが、このシステムでは年齢が登録されているため、そのまま決済が可能に。これが店員の負担軽減にもつながっている。現在、指静脈の登録は一部の東武ストアや駅で行うことが可能に。この店舗では4月にサービスを導入後、指静脈決済に登録している人の来店頻度と売り上げは、それぞれ2割アップしたとしている。
指静脈認証の利用者を2000万人まで増やすことを目標に掲げる、東武鉄道と日立製作所。パートナーとなるのがコンビニ大手のファミリーマート。ファミリーマートでは、2026年度をめどに、100店舗で導入することが、きょう発表された。コンビニ初となる導入になる見通しで、ファミリーマートにとっても他社との差別化に期待を寄せる。現在、クレジットカードとひも付けることによって支払う仕組みだが、今後は銀行口座やQRコード決済などとも紐づける考えも明かした。
指静脈認証の利用者を2000万人まで増やすことを目標に掲げる、東武鉄道と日立製作所。パートナーとなるのがコンビニ大手のファミリーマート。ファミリーマートでは、2026年度をめどに、100店舗で導入することが、きょう発表された。コンビニ初となる導入になる見通しで、ファミリーマートにとっても他社との差別化に期待を寄せる。現在、クレジットカードとひも付けることによって支払う仕組みだが、今後は銀行口座やQRコード決済などとも紐づける考えも明かした。