間もなく開幕する野球のU-18W杯に向け、高校日本代表が最後の強化試合を行った。先発はプロ注目のサウスポー・前田悠伍。1回タイミングを外すチェンジアップで先頭バッターを三振に取ると、次はスライダーで二者連続三振に。変化球を巧みに使い、2回無失点の好投を見せる。一方打線は細野晴希など大学日本代表の投手陣に歯が立たず、完封負けを喫した。試合後今週木曜日に台湾で開幕するU-18W杯に向け、主将の小林隼翔は「WBCで沢山の感動を頂きました。高校野球で学んだフェアプレーを実践し、悲願の世界一を取りに行きます」と意気込みを語った。