金原は今日の総括に、東洋製罐は、どれだけの人に快適を捧げてきたのだろう。賛成の声が少なくても、無視はできない。マイノリティにとって快適なものは、マジョリティにとっても快適なのだ、という大塚さんの言葉は示唆的だった。常に超えの大きい人、多数派が幅を利かせる世の中で、あらゆる物と人を繋ぐ会社がこうした思想を持っていることに、救われる思いがした。全てはグラデーションであり、つながり、有機的に関わっている。そしてそのつながりを、つながり先にある出会いを東洋製罐は確実に底上げしてくれているのだ。かつてどんな不満があったか忘れてしまった人々にも、容器の存在に思いをはせることのない人々にも、その恩恵は与え続けられる。その静かな盤石さは、山にも勝る。とした。
