テーマ「エネルギー関連株 還元利回りに注目」。大和証券・西川周作の解説。エネルギー関連はAIで電力需要が増える、原発、原油価格などテーマで注目されがちだが、株主還元に注目し配当利回りや総還元利回りで評価する必要がある。還元に注目する理由は継続性を期待できる、「意外に」利益変動が大きい、過去の投資実績を踏まえた視点。主要石油4社、主要ガス4社の株主還元グラフによると、株主還元が大きく増えている。東京証券取引所が資本効率を考えた経営をするよう話をする一方、アクティビストがプレッシャーをかけていることが影響している。
エネルギー関連の注目銘柄は大阪ガス、コスモEHD、日本瓦斯、ENEOS、電源開発。大阪ガスは高い株主還元利回りが継続する見通し(配当利回り2.5%強、総還元利回り7%超)。資本効率に対する意識の高さ。中期経営計画ではROE8%を目標とし利益成長と自己資本抑制の両方を手段に掲げている。大阪ガス投資判断:みずほ証券「買い」、モルガン・スタンレーMUFG証券「Equa-weight」、SMBC日興証券「1」。コスモエネルギーホールディングスは過去に比べて高い石油精製マージンを背景に高い株主還元利回りが継続する見通し。下限330円/株に基づく配当利回りは5%弱。総還元性向66割に沿った追加株主還元にも期待。ROEを高水準で維持するため積極的な株主還元を来年度以降も継続へ。エネルギー関連株の注意点は「市場動向、エネルギー政策」。
エネルギー関連の注目銘柄は大阪ガス、コスモEHD、日本瓦斯、ENEOS、電源開発。大阪ガスは高い株主還元利回りが継続する見通し(配当利回り2.5%強、総還元利回り7%超)。資本効率に対する意識の高さ。中期経営計画ではROE8%を目標とし利益成長と自己資本抑制の両方を手段に掲げている。大阪ガス投資判断:みずほ証券「買い」、モルガン・スタンレーMUFG証券「Equa-weight」、SMBC日興証券「1」。コスモエネルギーホールディングスは過去に比べて高い石油精製マージンを背景に高い株主還元利回りが継続する見通し。下限330円/株に基づく配当利回りは5%弱。総還元性向66割に沿った追加株主還元にも期待。ROEを高水準で維持するため積極的な株主還元を来年度以降も継続へ。エネルギー関連株の注意点は「市場動向、エネルギー政策」。
