やって来たのは「西友」。お手頃価格で人気なのはプライベートブランドのレトルト食品。西友では災害への備えとして保存性が高いレトルトを備蓄食として提案している。まず紹介するのはご飯に世界の味をかけるシリーズ。世界三大スープの一つ「トムヤムクン」の鶏肉版「トムヤムガイ」。レモングラスの爽やかさとクセになる酸味でご飯がサラサラといける。続いてはジョージアの「シュクメルリ」。先月、駐日ジョージア大使とポーランド大使の松屋会談でも話題に。ニンニクを効かせたクリームソースに鶏肉がたっぷり。クリームシチューに似た味わいで子供でも食べやすいのが特徴。ある客のお気に入りは牛肉やニンジンが入った韓国のスープ「ユッケジャン」。常時買っておいて疲れた時に「今日はこれにしよう」という感じとのこと。ほとんどのレトルトが300円以下で手に入るプライベートブランド。その商品開発はストイック。発売前に第三者機関が実施する消費者テストで味・価格・量などにおいて80%以上から支持されないと商品化しない。認められたものだけが並ぶ中、特に人気なのがカレーシリーズ。消費者テストで支持率92.7%を獲得した「ポモドーロカレー」。イタリア語でトマトを意味するポモドーロ。スッキリとしたトマトベースで牛肉と赤ワインでしっかりコクを出した一品。そして支持率99.1%「マッサマンカレー」。「世界で最も美味しい料理」に認定されたことがあるタイカレー。鶏肉やジャガイモが入っており、ココナッツミルクでまろやかな仕上がりとなっている。