気象庁は今日午前、昨日の九州南部に続いて四国が梅雨入りとみられると発表した。午前11時ごろの高知市内では降り続く雨でアジサイの花がぬれていた。朝から雨が絶え間なく降り続いていて河川の増水に注意が必要。平年より4日、去年より11日遅い梅雨入りとなった。今日は西日本の広い範囲で雨が降り雨のエリアは東に移りつつある。そうした中、仙台市では東北絆まつりが最終日を迎え午後から、祭りのハイライトパレードが行われた。東北6県の祭りが一堂に会する東北絆まつり。秋田県の竿燈まつりに続き宮城県の仙台七夕まつり、山形県の花笠まつりや福島県のわらじまつり、岩手県の盛岡さんさ踊りなどそれぞれの県を代表する6つの祭りが仙台のメインストリートをパレードした。一方、札幌市に夏を告げるYOSAKOIソーラン祭りも今日が最終日。各チームが気合の入った演舞を披露した。今年は海外からの2チームを含むおよそ250チームが参加。今夜開かれるファイナルステージで大賞が決まる。一方、午前8時の静岡・由比漁港ではサクラエビのかき揚げを求めて多くの人が列を作っていて、店頭からは香ばしいいい香りが漂った。地元の名産サクラエビをPRするイベント「由比桜えびまつり」。会場には朝から多くの人が訪れサクラエビをふんだんに使ったかき揚げや豆腐とネギを一緒に煮込んだ漁師メシ沖上がりなどを買い求めていた。また東京・文京区の白山神社ではアジサイが見頃を迎えている。昨日から文京あじさいまつりも始まり、境内には多くの人が訪れた。神社にはおよそ30種類3000株のアジサイが植えられている。近くの公園では写生会も行われ、子供たちが思い思いにアジサイの絵を描いていた。訪れた人たちは間もなく迎える梅雨を前に、色とりどりのアジサイの写真を撮っていた。