松江藩松平家の家臣の家に「極秘諸国城図」が伝わっていて、城の平面図はのべ74枚。「江戸始図」には羽柴姓の大名の名が記され、豊臣家が健在だった江戸初期と考えられるという。大河ドラマ「真田丸」で城郭考証を担当した千田嘉博氏は江戸始図を目にした時に衝撃を受けたという。防城や挟撃などに優れた「馬出し」が3つ作られ、敵襲の際に十字砲火を浴びせることができる「外枡形」は5か所にのぼり、天守は連立式。千田氏は連立式天守を「1つの独立した要塞」と表現する。番組では江戸始図をもとに家康の江戸城をCGで復元した。
住所: 長野県松本市丸の内4-1