長野県松本市にある「松本市立博物館」から生中継。あざやか!松本てまりを紹介。現在松本市立博物館では大・小146個の松本てまりが飾られている。長野県松本市で作られたてまりのことを松本てまりと言う。一番人気は八重菊で、白地に着物のような鮮やかな色合で木綿糸で飾っているのが特徴である。戦後にはてまりの作り手がいなくなってしまったが、博物館に保存されていた古いてまりを元に復元されていき、今では沢山の模様が作られているとのこと。松本てまりの作り方について、最初は綿の状態で糸を巻き、形を整え繭の状態を作っていく。6本の糸の力と指の力を一気に使って丸い形にしていくという。徐々に糸の数を減らしていき、最終的に1本の糸で仕上げていくとのこと。色については6本に纏まった糸を一本化し色付けをし、金の板の下から手縫いをし、模様については長年の経験と目視によって決めていく。作業は1日かかるという。また1階のワークショップでは自宅で簡単にできるキットを販売しているとのこと。