日本維新の会は、議席を減らした先の衆議院選挙の結果を踏まえ、今月17日告示、来月1日投開票の日程で代表選挙を実施することにしている。日本維新の会の共同代表を務める大阪府の吉村知事は「党を立て直す責任がある」として、代表選挙に立候補する意向を固め、関係者に伝えた。そし、きょう午後に記者会見を開いて、立候補を表明することにしている。吉村氏は衆議院議員や大阪市長などを経て、平成31年に大阪府知事選挙に立候補して初当選し、おととしから党の共同代表を務めている。日本維新の会の代表選挙を巡っては、これまでに馬場代表と藤田幹事長が、先の衆議院選挙で議席を減らした責任を取りたいなどとして、立候補しない考えを示している。一方、元神奈川県知事の松沢成文参議院議員と、空本誠喜衆議院議員が立候補したいという意向を示している。