リーグワンプレーオフ決勝・埼玉パナソニックワイルドナイツvs東芝ブレイブルーパス東京。およそ5万人が詰めかけた大一番を上田晋也、櫻井翔、姫野和樹が現地観戦。姫野が注目したのは埼玉・松田力也とBL東京・リッチー・モウンガ。2人ともキックがうまい選手なので、そこの攻防戦どちらが勝つかが見どころだとした。試合は前半5分、松田力也がペナルティーキックを決め、埼玉が先制。さらに松田を中心に攻め立てる。埼玉はさらに3点を追加する。しかし、流れはブレイブルーパス。ジョネ・ナイカブラが3人に掴まれながらもトライを決め、1点差に迫るとリッチー・モウンガがキックを決め逆転。東芝が4点リードで前半を終える。後半、埼玉は今シーズン限りでの引退を発表している堀江翔太を投入。11点差からの逆転を目指す。堀江の登場で埼玉は勢いに乗る。トライと直後のキックを決め、4点差に迫る。さらに小山大輝がトライを決め逆転。しかし、後半34分、ブレイブルーパスが反撃。トライを奪われ逆転を許す。残り2分、堀江のパスから最後の攻撃を仕掛ける埼玉。ボールを繋ぎ、逆転トライ。ところがビデオ判定となり、堀江のパスがフォワードパスと判定され、トライキャンセルとなった。ブレイブルーパスが24対20で勝利し、14季ぶり6度目の優勝となった。試合後、リーチマイケル選手はやっと優勝できてホッとしているなどとコメント。リフレッシュして来週から体を動かしたいとした。ラストマッチとなり、涙を見せていた堀江選手は、試合後、マンガみたいにうまいこと行かないなどと話していた。