「くしゃみをするときに目を閉じるのはなぜ?」という問題。正解は「目玉が飛び出るかもしれないから」。口・鼻・目は顔の奥でつながっており、くしゃみをした時に目にも空気が流れる。目を開けていると空気の圧力で目を押し出してしまう可能性があるという。そもそも人間は目を開けてくしゃみができないと言われている。くしゃみの時に鼻や口を閉じると、時速約55kmの空気が勢いよく目に流れてしまい、目玉が飛び出る可能性がある。また、目を閉じることで鼻の空気の通りをよくするため、瞬間的に鼻腔を膨らませているという。目を閉じる強さを測定すると、力いっぱい閉じている状態よりも、くしゃみをした時の方が強いことが分かった。くしゃみによって、ぎっくり腰などにならないようにするには壁に手をついて、急激な前屈を防ぐことが大事だという。くしゃみを我慢しようとして鼻をつまみ、口を閉じると空気の逃げ道がなくなるため、目玉が飛び出るだけでなく、のどの奥が破裂したり、鼓膜が破れる危険性がある。