- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 中村正人(DREAMS COME TRUE) 佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)
中村正人はロンTが欲しいと言うが結局買わないという。一方、佐々木彩夏はトリュフ塩を常に持ち歩くという。なんでも高級感のある味になってリッチな気持ちになると話した。
「バスケットボールの得点が2点なのはなぜ?」という問題。正解は「ファウルをすると相手に得点が入るようにしたら、ややこしいことが起きたから」。1891年、アメリカでバスケットボールが誕生。現在はシュートが2点、フリースローが1点、3ポイントシュートが3点。しかし、当初はシュートが1点、同じチームが連続で3回ファウルをすると相手に1点が入るというルールだった。問題はファウルによる得点が増えすぎたこと。当時はボールがコートの外に出た場合、最初にそのボールを保持した選手がスローインの権利を得るというルールがあった。これにより、ボールの奪い合いが頻発し、コートの外でもファウルが続出した。また、新しいスポーツだったバスケットボールはシュートの技術が未熟で成功率も低かったため、わざとファウルを誘い、得点を狙うケースもあったという。その結果、ファウルによる得点で試合の勝敗が決まってしまうという事態が続いた。1893年、ルール改正が行われ、シュートを3点に変更。翌年には3回連続ファウルで1点というルールを廃止。代わりにファウル1回ごとにフリースローが与えられ、成功すれば3点とした。しかし、シュートの成功率は依然として低く、ファウルによるフリースローの得点が多くなる傾向があった。そのため、フリースローの得点を1点にした。すると今度はシュートの3点が重すぎるという批判があり、最終的にシュートは2点となった。1984年には3ポイントシュートも追加され、現在のルールが定着した。
Bリーグのスーパープレーベスト3を紹介。3位は長崎ヴェルカの馬場雄大選手の豪快ダンク。2位は横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝選手の4人抜きシュート。1位は佐賀バルーナーズの角田太輝選手のミラクルシュート。
バスケットボールの得点が2点なのは、ファウルをすると相手に得点が入るようにしたら、ややこしいことが起きたから。
オープニング映像。
「ハワイのお土産といえばマカダミアナッツチョコレートなのはなぜ?」という問題。正解は「それがマモルの夢だったから」。19世紀後半、ハワイ王国の経済の半分を支えていたのは砂糖産業。しかし、サトウキビ農園の労働力は不足していた。ハワイ王国は移民として海外からの労働者を募った。これに応じた日本人の1人が山口県で農家を営んでいた滝谷源助。ハワイの夏は常に貿易風が吹くため、サトウキビの収穫・加工のほかに防風林の手入れもしないといけなかったという。人手はいくらあっても足りなかったので日本の移民は大活躍。1889年、滝谷勘一が誕生。商売の才能があったため、ソーダ飲料やアイスクリームなどをハワイで販売し、成功を収めた。1912年、滝谷守が誕生。守は生後すぐに山口県の親戚の家に預けられ、成人するまで日本で過ごした。20歳になった守は突然、父・勘一からハワイに呼び戻される。勘一はハワイで6社を経営。守はそのうちの1社、ソーダ飲料を製造する会社を手伝うことに。24歳になった守はハワイで出会った日系人の愛子と結婚。その後、守は自分も起業したいと思い、妻に背中を押されて起業家としての一歩を踏み出した。しかし、1941年に真珠湾攻撃が開始。守が勤めていたソーダ飲料の会社はアメリカの管理下に。終戦後、勘一は会社経営を引退。守は起業する夢よりも生活の安定を優先した。守が38歳の頃、会社の経営は回復。自らの手で起業する夢に向けて動き出した。そして、サトウキビ農園を囲む防風林として植えられていたマカダミアの木を見つけ、1本4ドルの苗を5000本購入。いよいよ収穫という時にハリケーンがハワイを襲い、マカダミアの木は全滅。それでも守は売れると信じて再出発を誓った。ハワイで人気のないマカダミアナッツをどうしたら広められるのか考えていると、めいのキャレンが守にチョコレートを食べさせた。そこでマカダミアナッツとチョコレートの相性が良いことに気づき、世界一のお菓子を作る夢が芽生えた。早速、マカダミアナッツチョコレートの開発に着手。試作品作りは全て手作業で行った。開発から10年、マカダミアナッツチョコレートが世界で初めて誕生した。守は自らの足で営業を行い、ハワイ在住の日系人たちにも試食してもらった。マカダミアナッツチョコレートは日本人を唸らせたが、ハワイでは全く売れなかった。現地の人にはマカダミアナッツを好んで食べるという習慣がなかった。しかし、日本ではハワイ観光ブームが起き始めていたため、日本へのお土産として売ることにした。手提げ箱を考案すると、ハワイらしいと評判になり、日本人観光客の間で人気に。観光ブームに乗ることでマカダミアナッツチョコレートはハワイ土産の定番となった。守の夢がかなった瞬間だった。1988年、守は75歳で亡くなった。マカダミアナッツチョコレートは形を変えず、今でも守のレシピで作られている。
中村正人は洗い物をする時にシンクをビチャビチャにしてよく叱られるという。「洗うなら拭くまでやってお手伝いでしょ」と言われると話した。また、考え事をする時に親指を回してしまうという。これに対してチコちゃんは手は第2の脳と言われてて、指先を動かすと脳が活性化して頭の回転が良くなると言い、悪いことではないと話した。
「くしゃみをするときに目を閉じるのはなぜ?」という問題。正解は「目玉が飛び出るかもしれないから」。口・鼻・目は顔の奥でつながっており、くしゃみをした時に目にも空気が流れる。目を開けていると空気の圧力で目を押し出してしまう可能性があるという。そもそも人間は目を開けてくしゃみができないと言われている。くしゃみの時に鼻や口を閉じると、時速約55kmの空気が勢いよく目に流れてしまい、目玉が飛び出る可能性がある。また、目を閉じることで鼻の空気の通りをよくするため、瞬間的に鼻腔を膨らませているという。目を閉じる強さを測定すると、力いっぱい閉じている状態よりも、くしゃみをした時の方が強いことが分かった。くしゃみによって、ぎっくり腰などにならないようにするには壁に手をついて、急激な前屈を防ぐことが大事だという。くしゃみを我慢しようとして鼻をつまみ、口を閉じると空気の逃げ道がなくなるため、目玉が飛び出るだけでなく、のどの奥が破裂したり、鼓膜が破れる危険性がある。
えんどうしおりさんから「お父さんのいびきがうるさいのでヘッドホンをして寝ている、どうしたらいびきを気にすることなく寝ることができるか?」というおたよりが届いた。チコちゃんはお父さんに横向きで寝てもらう、いびきは舌が気道に落ち込んで空気の通り道を塞ぐことで発生するので横向きに寝ると起こりづらいなどと話した。おたよりはNHK「チコちゃんに叱られる」係宛て、動画は番組公式ホームページへ。
「チコちゃんに叱られる!」の次回予告。
エンディング映像。