きのう立憲民主党の代表就任後、初めて街頭に立った野田佳彦元総理。東京・板橋区は、裏金問題をめぐって党員資格1年停止の処分を受けた自民党・下村博文元文部科学大臣の地元。野田代表は「裏金事件というのは脱税事件。自民党の処分が甘すぎるのならば、有権者が来たるべき総選挙でペナルティーを与えなければならない」と述べ、次期衆院選で自民党の裏金事件を争点に、政権交代を目指す考えを強調した。おとといには新執行部の人事を決め、幹事長に小川淳也氏を起用した。重徳和彦氏を政調会長に抜擢。中堅を積極登用し、世代交代、刷新感をアピールした。政権交代を目指し、野党の動きが本格化するなか、次の自民党総裁は解散のタイミングをどう判断するのかが注目される。