権藤俊男さんは隣に住む女性が20歳になった記念の手形を作った。権藤さんは日本でたった1人しかいないデスマスク職人。20歳の時、交通事故に遭い寝たきりになっていたという故人。今回の以来は30年以上自宅で介護を続けた母親からのものだった。作り方は顔の周りに枠を作り、その中にシリコンを流し込む。今その作業を受け持っているのは弟子の安田さん。デスマスク作りは家族が葬儀の段取りに追われる中、荼毘に付される前の短い時間が勝負。顔の型が取れるとそれを持って鋳造所に向かう。先ほど取った型から銅を流し込むための型を作り銅を注ぐ。
