自民党・河野太郎デジタル大臣が3回目となる自民党総裁選への出馬を正式に表明した。河野氏は「けじめがついたと言えるのか。不記載になった金額を返還することでけじめとして前へ進んでいきたい」。「不記載額返納を求める」と訴える。けじめがつけば「自民党の候補として国民の審判を総選挙で仰ぐことになる」と話した。自民党中堅議員は「きちんとけじめはつけないといけないけどそこまで言う必要はない。安倍派の反発は必至だ」。河野氏は外務大臣時代、のべ123の国と地域を訪問し積み重ねた外交実績をアピール。元徴用工訴訟をめぐり韓国大使に対し強く抗議をする場面も。河野外務大臣(当時)は「国際法違反の状態を是正するものではないことは以前に韓国側に伝えている。それを知らないふりして改めて提案するのは極めて無礼です」。1996年の衆院選で初当選。祖父・一郎氏は副総理を務め、父・洋平氏は自民党総裁を務める。当時の自民党は野党。河野家で総理大臣になった人はいない。永田町では「異端児」と呼ばれる。かつては脱原発を主張。「供給を最大限にするため水素やアンモニア、核融合なども選択肢にある」と柔軟に対応する考えを示した。前回は小石河連合で勝負に出たが今回はその関係に変化。石破氏は地元・鳥取の神社で正式に出馬表明。「今回が最後の挑戦」として挑む。両親の墓前に報告した後は祭りにも参加。一方、立憲民主党は代表選の立候補予定者を対象にした事前説明会が開催された。枝野前代表、泉代表、野田元総理など7人の議員関係者が参加。