東京電力が再稼働を目指す、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所7号機について、来月までとしているテロ対策施設の完成時期を、2029年度半ばに遅らせる方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。この施設は、ことし10月までの設置が原子力規制委員会から義務づけられていて、7号機は10月以降、長期間にわたり運転できなくなる見通しになった。再稼働を巡る地元、新潟県の同意の判断にどのように影響するか注目される。
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