吉川美恵子解説委員が千葉県柏市で在宅医療に向かう平野圭一医師に同行し、その現状を取材した。去年から車椅子生活になり食事やトイレなど日常生活のほぼ全てを介護に頼っている細野禮四郎さんは11年前から心臓を悪くし5年前に在宅医療を受けることに決めた。ホームヘルパーが早朝、朝、昼、夕方と毎日4回訪れるほか看護師と歯科衛生士が週1回ずつそして医師が月に2回訪問診療に訪れるという。柏市独自のシステムとして、医師が写真を撮り足の処置を変えたことをタブレット端末に書き込む。関係者が情報を共有することでよりこまやかなケアにつながっている。