石川・輪島市から中継。朝市通りにある老舗和菓子店から旬の味覚を紹介。ゆべしと聞いてくるみの入ったゆべしを想像する方もいるかもしれないが、輪島のゆべしは柚子が入っている。新鮮な柚子の収穫を迎える11月~12月にかけて柚餅子作りが始まる。「柚餅子総本家 中浦屋」では1つ1つ柚子を手作業でくり抜いている。光が透けるくらいまで綺麗にくり抜いていく。餅粉・砂糖・醤油を入れた秘伝の餅ダネを柚子の中に流し込む。餅ダネは約90℃。冷たい水で手を冷やしながら餅ダネを流し込んでいる。これを1シーズンで5000個仕入れているそう。蒸してから半年間自然乾燥させることによって表面の柚子の皮と餅ダネがしっかり馴染んでいくという。完成品は飴色ツヤツヤに。「ほんのり甘みがあって柑橘に由来するビターな風味が漂ってくる」とコメント。オススメの食べ方はチーズと合わせる。大人の味わいが楽しめるとのこと。明日は広島県から中継を予定している。