カナダのクマとの共生をめざす街を取材したところ、クマが開けられないゴミ箱を全世帯に支給し罰則を伴う条例を制定するなど地域全体で対策を徹底していた。知床財団・山中正実特別研究員は「駆除して個体数を減らしたとしても1頭でも人の生活圏に出てくるクマがいれば人的被害の可能性は残る。人間の食べ物を求める悪い習性をクマに身につけさせないため住民が日頃から予防策をとることが大切」などと話す。クマを引き寄せるものとしては柿や栗などがあげられるが、日本では近年伐採にかかる費用を補助する自治体も増えている。青森県むつ市は1本につき3万円を上限として費用を補助。
