アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が開始される前、灯油の店頭価格は123.5/Lだったが、中東情勢が緊迫化した3月以降、価格が高騰し、一時154.1/Lまで上昇。その後政府による補助金もあり価格は下がったが、今月13日時点で142.4/Lと高い水準が続いている。ダラス連邦準備銀行は世界各地で製油所が稼働停止に追い込まれ、原油から作られる燃料の価格を押し上げていると分析。ロイター通信によると、中東各地で約20か所の製油所が攻撃を受けたといい、ロシアの製油所でもウクライナによるドローン攻撃が続いている。そのため、世界で原油の精製能力は最大10%喪失。石油の流通に詳しい小嶌正稔教授によると、灯油は航空機などの燃料に使われるジェット燃料と同じ区分。現在はジェット燃料の需要が高く、灯油より精製を優先する傾向があるという。政府は一部で起きている流通の目詰まりを問題視している。そこで赤沢大臣は「卸売業者などに前年と同じ量の注文と販売を要請」、「元売り事業者から直接販売灯油直販スキーム新設」、「輸入価格と国内価格の差額を補助する精度の導入」と3つの対策を発表した。小嶌教授は「すでに高値で輸入した灯油を早く売ろうとする動きが広がる可能性がある。値崩れの恐れも…」と指摘している。吉永さんは「冬が来る前にしっかり準備しておかないと安心して冬を越せない」などとコメントした。
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URL: http://www.andrew.ac.jp
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