桐島容疑者をよく知る彼らは、最期に本名を明かした理由をどう考えているのか。宇賀神氏は「桐島聡として自分は生き、内田として装いながら生きていたと知ってほしかったのではないか」などと考えを述べた。「内田洋」としての顔を知る店長は、「まじめな性格なので、最後に自分でけじめをつけた。謝罪の意味も込めて、桐島聡を名乗ることで最後桐島聡を抹殺したような気がする」などと語った。法の下で犯した罪を償うことなく、約半世紀にわたる逃亡生活を自ら語らずに逝った男の罪は重い。
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