群馬県桐生市では日本版ライドシェアの試乗会が行われた。日本版ライドシェアはタクシー会社の運行管理のもとで一般のドライバーが自家用車などを使って有料で客を運ぶサービスで群馬県内では今月29日から初めて桐生市で始まることになった。配車の依頼はタクシー会社への電話のほかスマートフォンなどの専用アプリから行うことができる。市の調査によるとことし3月時点で午後9時から午前0時までに市内を走るタクシーの台数は平均5台と4年前の1月時点の25台から5分の1にまで減っているという。市などによるとライドシェアの運行台数は当面、金曜日と土曜日、それに祝日の前日の午後5時から翌日の午前3時までが5台などとなっている。沼田屋タクシー・小林康人社長は、ドライバー不足が解消できるのかなと楽しみにしていると語った。