今、全国から人が殺到すると話題の店「冥土喫茶しゃんぐりら」(群馬県桐生市)で出迎えてくれたのは、平均年齢68歳で全員が65歳以上というシニアメイドさんたち。「この年齢の者が、かわいいエプロンを着てまず笑っていただいて、元気になっていただければなと思います」と話すのは、“冥土喫茶のデコちゃん”こと深澤秀子さん(66歳)。深澤さんは“人生100年時代”と言われる今、65歳を超えても“前向きに生きる自分の姿を見てほしい”とシニアメイドとして働いている。深澤さんは「前向きに生きることを“ポジティブエイジング”と言うらしいが、年をとるのが怖くないというか、楽しみになっているのが自分でも不思議ですし、本当にありがたいなと、いいことかなと思います」と話す。地元・群馬で生まれ育った深澤さんは、地元の高齢化は深刻化しているが、“シニアが集まり笑いあえる空間をつくることが、地元の活性化にもつながる”と活動を続けている。常連客(88歳)は「朝からね、大笑いできる。こういう場所があるとね、気持ちが前向きになるんですよ。年に関係なく。冥土に迷わずいけます!」と話す。深澤さんは「“人生楽しいから、楽しんじゃってね”という感じです。悩んだら“冥土喫茶”に来て、笑ってください」と話す。深澤さんの“アスヨク”ソング・AI「Story」。