- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 山口智充 エミン・ユルマズ
今回は「儲かる!小さな乗り物」。近年、シェアサイクル、自動運転、電動キックボードなど通勤手段が小さくなっているのではと調査した。たためるモビリティtatamo!や超コンパクトなバスなどを紹介する。
オープニング映像。
ゲストの山口智充、エコノミストのエミン・ユルマズを紹介。山口は乗り物好きで、愛車・カワサキKZ900LTDを駆っている。加藤浩次はシェア型電動キックボード「LUUP」に乗ったことがあるという。いま小さな乗り物が儲かっている。エミン・ユルマズは、小さな乗り物が普及しているのはバッテリー技術の向上やloT化などがあると指摘した。このあと、超小さくなっているという、ある乗り物を紹介する。
- キーワード
- LUUP
東京ビッグサイト(東京都 江東区)で行われたジャパンモビリティショーに潜入した。ICOMAの小さな乗り物、変形する原付バイク「タタメルバイク」は1億円売り上げたヒット商品。家庭用コンセントで3時間充電すると約20km走行可能で最高速度45キロで坂道も登れる仕様。ヒットの要因はやはり小ささ。畳めば玄関にも置ける。普通のメーカーでは実物を試作し完成させるが、ICOMAではまずおもちゃを作り、変形の動きやパーツの収まり方を検証する。ICOMAの生駒社長の前職はトランスフォーマーのおもちゃ作りだった。その応用で金属の板を折り曲げて部品にする折り紙構造を発案した。またトランクからバイクに円形する「tatamo!」を開発。免許なしで乗れて最大時速20キロ、コインロッカーに収まるサイズだ。生駒社長はさらにタタメルバイクのロボット化も考えている。
品川区にあるウィルにやってきた。WHILLがつくる儲かる小さな乗り物とは、WHILL Model C2。コントローラーを傾けて移動する電動チェア型乗り物で、スピードはボタン1つで4段階に調整可能。最高速度は時速6キロ。1台48万7000円でも販売台数は2019年から4倍に急上昇中だという。ウィルがスゴいのは走る力で、車イスが苦手なデコボコ道を簡単に超えていく。もう一つの特徴が、エレベーター内で旋回できるほど小回りが利く。その秘密はオムニホイールとよばれる大きな車輪にある。広木さんによるとウィルが儲かるヒミツは売る場所にもあるという。ホンダのディーラーでも取り扱っているといい、免許を返納するシニアにむけてオススメをするとのこと。今では全国約1600店のディーラーで販売しているほか、家電量販店にも置いている。
続いてやってきたのは東京都羽村市にある日野自動車。トラックやバスなど大きな車のメーカー。日野自動車の小さな乗り物は、小型路線バス・ポンチョ。シートは11席並び車イス席もある。ポンチョ1台約2000万円、年間販売約200台。武蔵野市ではポンチョを使ったバス路線ムーバスを運行、年間260万人以上が利用している。ムーバスは狭い住宅街や一方通行の道を通行し、路線バスが入らなかった道を走るという。その評判が広まり他の市町村でもポンチョを導入し、都内の約9割の市町村、全国約1400の自治体で使われている。そんなポンチョが大好評な日野自動車にもっと小さな乗り物が。
小さなバスポンチョが大好評な日野自動車がもっと小さなバスを考えた。より小さな次世代型バス・ポンチョドット。普通免許で運転可能なサイズ感になっているという。エミンさんオススメの小さな乗り物は、CM2のあとで。
「がっちりマンデー!!」の次回予告。
