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「桐生祥秀」 のテレビ露出情報

大好物のもんじゃを焼けば26歳の素顔が覗く。プロ陸上選手のサニブラウン アブデルハキームは日本短距離界のエースである。パリ五輪での走りは記憶に新しい。目指すのは日本史上初となる男子100mの表彰台。9秒9台を6度も記録した日本人選手は他にはいないが、メダルを獲得するには9秒8台が必須だという。サニブラウンの世界陸上Yearはアメリカフロリダで始まった。5年前からタンブルウィードTCを練習の拠点としている。有名コーチの元に、世界トップクラスのスプリンターが集まっていた。サニブラウンはケガからのスタートとなったが表情は穏やかだった。
4か月後、世界陸上の舞台となる国立競技場で国際大会が開かれた。国内外から有力選手が参加する。結果を出して世界陸上への弾みとしたいサニブラウンの状態に注目が集まっていた。男子100m決勝だったがスタートラインにその姿は見当たらなかった。直前のウォーミングアップ中に太ももに違和感を覚えての棄権だった。不調が続いたまま6月上旬、3週間に渡るヨーロッパへの転遷が始まった。練習を共にしたのはライバル選手であった。ヨーロッパ初戦となるイタリアの大会ではスタートで出遅れてスピードに乗れず、結果は10秒31となっていた。3日後のオランダではスタートをうまく切ったものの、中盤以降失速しているようにみえた。乗り越えないといけない壁がはっきりと見えていた。
サッカー経験者でガーナ人の父と短距離選手だった母の元に生まれたサニブラウン。幼い頃から早く、小学3年生で陸上を始めるとすぐに才能が開花した。高校2年生の時には世界ユース選手権でウサイン・ボルトの大会記録を破るという快挙を成し遂げる。天性の素質はゴールドメダリストが羨むほどであった。高校時代から兄のように慕うプロサッカー選手の香川真司から電話がかかっていた。香川真司の勧めもあって17歳で単身渡米したが英語も話せず知り合いもいなかった。大学で勉強もしながらトレーニングを続けていた。2大会続けての世界陸上決勝進出は孤独な挑戦を続けて6年後のことだった。サニブラウンは宮崎県で強化合宿に入っていた。150mを全力疾走した後、インターバルを挟んで120m・さらに90m。一般的な練習より短いインターバルで体に負荷をかけ、中盤の加速を維持するための持久力を鍛えるメニューとなっていた。この日は同じトラックで高校生も汗を流していた。ホテル暮らしに慣れているサニブラウンはこだわりの道具を持ち込んでいた。また練習にも特別な道具を用意していた。スウェーデンの会社が開発した最新機器である。突然の土砂降りとなったがトラックを離れることはなかった。
食事は栄養士さんが監理しており、サニブラウンの希望で和食が多い。長年続けてきた筋力トレーニングの成果も実を結びつつあった。その体をさらに追い込んでいくためワイヤーで前から引っ張り、強制的にスピードを上げていた。設定した速度は秒速12mである。未知の速さを感覚的に覚え込ませようとしていた。力を出し切った練習の後、ホテルへ帰ろうとした車が止まった。ファンに求められたら断らず、そこに子どもが居たら絶対だと決めていた。そして7月の日本選手権直前で今度は股関節のケガとなってしまったが、スタートラインにはいつも通り立っていた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月8日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび(お知らせ)
NEXT:「8年ぶりの9秒台 桐生祥秀の”再挑戦”」。

2025年9月6日放送 16:20 - 17:00 TBS
開幕まで7日!東京世界陸上×S☆1スペシャル開幕まで7日!東京世界陸上×S☆1スペシャル~織田裕二&今田美桜が日本代表を直撃!~
高橋尚子が大注目の桐生、村竹、久保3選手の特徴などを紹介した。

2025年9月5日放送 23:30 - 0:30 日本テレビ
news zero(next)
「坂本花織(25)ラストシーズン&桐生祥秀(29)復活ワケ」

2025年9月3日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはSPO
陸上世界選手権の日本代表が発表された。世界選手権の日本代表には北口榛花選手や田中希実選手がすでに内定している。きょう女子800メートル日本記録保持者である久保凛選手が初選出された。男子100メートルの代表は桐生祥秀選手、守祐陽選手、サニブラウン選手だ。女子100メートルハードルは中島ひとみ選手、田中佑美選手、福部真子選手。日本陸上競技連盟の山崎一彦強化委員長[…続きを読む]

2025年9月3日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,SPORTS
東京2025世界陸上開幕まであと10日。出場する日本代表選手が決定。男子100mには、8年ぶりに9秒台をマークした桐生祥秀と大東文化大学4年の守祐陽、パリ五輪で自己ベスト9秒96を叩き出したサニブラウンが選ばれた。2人の現役高校生も選出。清水空跳はリレーで代表入り。女子800m日本記録保持者の久保凛。高校生の女子個人種目出場は18年ぶり。

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