木を伐採した後、使い道のなかった部分で作ったおもちゃを紹介。考案したのは大学生達。木を無駄なく活用することで林業を活性化させようというプロジェクトが東京・檜原村で行われている。人口約2000人余りの檜原村は面積の93%は山林でかつて林業が盛んだった。しかし今、林業従事者は約40人に減少している。林業を活性化させたいと、村はおととし「檜原 森のおもちゃ美術館」を開設した。使い道の無かった木を活用し子どもたちにも親しんで欲しいと村は、デザインを専攻している桜美林大学の学生に協力を呼びかけた。笹川媛香さんが作った「きになるつみき」を紹介した。学生たちが考案したおもちゃは実際に商品化されることが決まり、この日、体験会が保育園で開かれた。笹川さんらが考案したおもちゃは現在、専門業者によって最終的なデザインの修正が行われている。村は将来、雇用の創出にも繋げたいと考えている。
住所: 東京都町田市常盤町3758
URL: http://www.obirin.ac.jp/
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