今日は東京都心の最高気温が34.8℃となり今年最も暑い日となった。東京都では午後3時までに熱中症の症状で54人が救急搬送された。熱中症に詳しい上柳圭一医師は、キュウリ・トマトは水分も多く、トマトは電解質が含まれているので非常に良い対策だと話した。汗とともに失われてしまうナトリウムやカリウムの補充が非常に重要で、ただの水ではなくスポーツドリンクや塩あめを組み合わせるのが重要だという。気をつけなければならないのは水分補給をお酒やコーヒーで行うことで、利尿作用で逆に水分が失われてしまう。他にも熱中症予防に良い食材として、ヨーグルトは水分も取れ電解質も含まれている、乳酸菌や腸内細菌を整えることで熱中症予防で接種している水分や電解質の吸収効率を上げる効果が期待できると話した。梅雨型熱中症では急激な天気の変化に体が慣れていなく、気付かないうちに脱水症状や体温の上昇が進むことに注意が必要。湿度が高いと汗が蒸発しにくく熱が体にこもってしまう。また梅雨時期は窓を閉めることで室温が上がり知らず知らずのうちに熱中症になってしまう。すぐできる対策としてはコップ1杯の水を飲む、冷房をつけていない人はすぐ試運転を始めるなどがある。