強い台風7号は、明日にも関東地方に最も接近するおそれがある。雨や風のピークはいつになるのか。台風7号が近づく八丈島。飲食店では看板を外している。台風7号は八丈島に明日朝に最も接近。気象庁は関東地方、伊豆諸島、山梨県で、今夜から明日夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表した。強い台風7号は明日から明後日にかけ非常に強い勢力となり、東日本や東北地方に接近する見込み。
シャキッとみずみずしい千葉県の名産・梨は今、収穫の最盛期を迎えている。農園にとって稼ぎどきだが、台風の接近が頭を悩ませる。実は千葉県内の梨農園では、5年前の台風の暴風によって多くの梨が地面に落下。こちらの農園でも2000万円ほどの被害が出た。5年前を教訓に今回は収穫を前倒しし、強風を防ぐネットを設置するなど対策。更に発電機を購入し、停電に備えている。もし梨が落下した場合、できるだけ廃棄をせず、ジュースやスイーツなど加工用として使用するという。
明日、関東に最接近する台風7号。皆が心配しているのが、危険な暑さが続く中での台風接近。特に停電が心配だと話す。更に、週末に行われるイベントにも影響が。今週の土日に開催する予定の三鷹阿波おどり。本来、明日に会場の準備をする予定だったが、土曜日の朝から急いで準備せざるを得ないという。この台風7号について今日、気象庁と国交省が緊急会見を開いた。停電や断水も視野に入れた準備をしてほしいと注意を呼びかけている。台風の影響は既に東京都心でも。午後2時半ごろ、分厚い雨雲の下に現れたのは巨大な雨柱。東京・上野をゲリラ豪雨が襲った。台風7号による湿った風の影響とみられている。その後、雨雲は東京を西へ西へと移動する。池袋でも大粒の雨。店の前で雨宿りする人々の姿が見られた。今後も湿った大気が関東一帯を覆うとみられ、台風が直撃しないエリアでも天気の急な変化に注意が必要。